【常陸ネストビール ラガー】茨城発の爽快ビールを味わおう【レビュー】

飲んでみた

常陸野ネストビールとは?

今回は、常陸野ネストビールのラガーをご紹介します!こちらのブルワリー、名前を耳にしたこともある人も多いのではないでしょうか?

 

日本のクラフトビールの有名どころ、常陸野ネストビールについて、まずは簡単に説明していきたいと思います!

日本酒造りのプロが生み出したビール

常陸野ネストビールがあるのは茨城県那珂市にある鴻巣という街。「ネスト」の名前はここから名付けられています。

 

このブルワリーを作ったのは、1823年に創業した日本酒の老舗、木内酒造。井戸から湧き出る地下水を使い、雑味がないスッキリとした味わいの日本酒を作っています。

 

そんな木内酒造がビール醸造に手をつけたのは1996年10月。「自分達が最高と思える独自のビール」を作るべく、日々ビールと向き合っています。

原料は直輸入、醸造は丹念にこだわり抜く

ビールの原料となる麦芽やホップは、ビールの本場であるイギリスやベルギーといった欧米から仕入れています。それぞれのスタイルに合わせて産地を選び、その中でも厳選された原料のみを使用しています。

 

原料は欧米のものでも、醸造法は常陸野ネストビール方式。ブルワーがチーム一体となり、「欧米にはない」「自分たちが最高と思える独自の一杯」にこだわってビールが造られているのです。

醸造開始から数々の賞を受賞

醸造開始してからわずか1年後、1997年に日本で初めて開催された世界のビールコンテストで、「常陸野ネストビール アンバーエール」がダークエール部門で金賞、そして第1位を獲得!

1年でそこまでいくなんていくらなんでも早すぎませんか…すごい…。

 

その後も毎年のように数々の賞を受賞しています。常陸野ネストビールは、あっという間に、日本、そして世界に認められるブルワリーとなりました。

 

ヴァイツェンからラガーまで、様々なスタイルを展開

常陸野ネストビールの魅力の一つに、種類の豊富さがあります。2023年夏の段階では季節限定ビールも含めて、なんと18種類のビールが販売されています。

 

他のブルワリーにはなかなか見られない種類の豊富さ。2008年により工場が拡大し、より大量のビールを製造できるようになったことも大きいのでしょう。

 

実際に飲んでみよう【レビュー】

それでは、実際にラガーを飲んでいきましょう!

ラベルに書かれているフクロウがこれまた可愛いのです。

香り・色・泡立ちは?

注いだ時に、薔薇のような香りがふわっとやってきます。泡立ちは最初は比較的しっかりしていますが、しばらくすると消えてしまいました。色は明るめで、SRMに換算すると2〜3ぐらいでしょうか。

 

お味はいかに?

一口飲んで思ったのは、めっちゃ後味がスッキリであるということ。ホップの香りと苦味がサッときてサッと消えていきます。雑味がない地下水を使っているからか、本当に後味がスッキリしているのです。

 

最初にやってくるホップの苦味は結構濃いかもな、と思ったのですが、その後はあっさり味が消えていくので、もう少し苦味が残ってて欲しいという寂しさを感じました。

 

奥入瀬ビールを飲んだ時もそのスッキリさに感心しましたが、水の甘味が余韻として残っていました。常陸野ネストのこのビールはその水の甘さもない。いや本当にスッキリ(何回言うんだ)。

 

このビールに合う料理は?どんなシーンで飲みたい?

後味爽やかな常陸野ネストのラガー。何杯でもごくごくいけちゃう系のビールです。暑い夏の夜、フェスやイベントでこのビールがあったら最高でしょうね。

 

基本的にどんな料理にも合わせられると思いますが、少し気になるのが最初にやってくる苦味。あっさり風味の和食よりも味付けの濃い洋食の方が、ビールに味をかき消されずにおいしく楽しめるんじゃないかな、と思います。

 

刺身、焼魚との相性は?

さてこちらのビール、刺身や焼き魚も、少し味の濃いものの方が合いそうな気がしています。

刺身ならブリやハマチといった青魚、サーモン、ハタなんかが良さそうですね。焼魚はダントツでホッケの開きでしょうか。脂の乗った魚が食べたくなります。

 

刺身マッチ度 ★★★☆☆

焼魚マッチ度 ★★★☆☆

 

まとめ

今回は、常陸野ネストビールのラガーをご紹介しました!本当にスッキリしたビールだった…。夏の暑い時期に飲みたくなるビールでしたね。

 

常陸野ネストビールは他にもたくさんの種類のビールを作っています。どれも気になるものばかり。

 

オンラインで飲み比べセットがあるので、試してみるのもひとつです。バリエーション豊富な詰め合わせなので、ビール好きの方への手土産として喜ばれること間違いなしです。

東京にはタップルームもあるみたいですね!いつかぜひ行ってみたいものです。

 

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