【富士クラフト】醸造家しか知らない無濾過ビール、そのお味と値段は?【レビュー】

飲んでみた

富士クラフト 無濾過ビールについて

今回ご紹介するのは、DHCビールが製造している「富士クラフト ビール本来の麦芽と酵母の旨みが味わえる無濾過ビール」です!

まずはこちらのビールについて簡単に説明していきます。

サプリメントで有名なDHCが製造

DHCビールは株式会社ディーエイチシーが製造しているビールです。

 

DHCといえば、化粧品やサプリメントなどの健康食品で有名ですが、他にもアパレル事業、出版事業などさまざまな分野を手がけています。酒事業もその一環で、ビールの他にワインの製造もやっているんだとか。

 

富士山の麓、静岡県御殿場市に工場があり、豊かな自然に囲まれた場所でビール作りを行っています。

富士山の伏流水を100%使用したビール

このビールの特徴はなんと言っても水!DHCビールは富士山の伏流水を100%使用してビールを製造しています。

 

御殿場市には、富士山に積もった雪が約半世紀をかけて地下を通りながら濾過された伏流水が湧き出ています。この綺麗に澄んだ水を使うことで、雑味のないスッキリとしたおいしさを生み出すことができるのです。

醸造家にしか味わえなかった無濾過の味がお家で飲める

ビールの製造過程の一つに濾過という工程があります。ビール作りにおける一番最後の工程で、熟成が終わったビールから酵母やタンパク質を取り除くことで製品としてのビールが完成します。ビールが熟成できたかどうかは醸造家がテイスティングをして確かめます。

 

濾過直前の、いわゆる「無濾過」の状態の味をお家でも楽しめるようにと作られたのが、今回の富士クラフト 無濾過ビールなのです!

富士クラフト 無濾過ビールを飲んでみよう【レビュー】

それではさっそくビールを飲んでいきましょう!

 

ラベルには葛飾北斎の東海道五十三次を連想させるような富士山の絵が描かれています。富士山の伏流水を使っているこのビールならではの絵柄ですね。

香り・色・泡立ちは?

飲む直前に麦芽の甘い香りがふわっとやってきてくれます。ラベルにもあるように、麦芽本来の味を楽しむことができそうですね。

 

泡はきめ細やかな印象を持ちました。泡立ちの感覚としてはサントリーのプレミアムモルツに近いですね。色は明るめの黄金色で、SRMに換算すると2〜4ぐらいになるかと思います。

お味はいかに?

一口目に感じたのは、意外にもホップの苦味でした。そこから麦の甘みが入ってきて、口の中にまろやかさを与えてくれます。

 

時々酸味がちらほらと顔を出すのが少し気になりました。京都麦酒を飲んだ時にも感じたこの酸味。無濾過で、酵母が残っている状態だから酸味が出てくるのでしょうか。

 

後味は比較的スッキリしているものの、ホップの苦味と麦の甘みは最後までじわーっと残り続けていました。

 

経験則ではありますが、水にこだわりがあるビールは基本的に後味がすごくスッキリしていると感じます。これまでに飲んだものの中では奥入瀬ビール京都麦酒が水にこだわったビールに該当しますが、今回飲んだ富士クラフトは、その2種よりも味が最後まで残っていましたね。

このビールに合う料理は?刺身・焼魚との相性は?

富士クラフトは麦芽とホップの本来の味を残しつつ、かつ後味は飲みやすくスッキリしているので、基本的にはどの料理とも合わせやすいと思います。クロンバッハピルスのように、和洋中、何でも合わせることができるでしょう。

 

刺身や焼魚も同様に高相性だと思います。友達の家で手巻き寿司パーティーがあったときにこのビールを持っていくと、みんなに褒められること間違いなしです。

 

刺身マッチ度 ★★★★☆

焼魚マッチ度 ★★★★☆

水にこだわった特別な味をお家で楽しもう

今回は、DHCビールの「富士クラフト ビール本来の麦芽と酵母の旨みが味わえる無濾過ビール」をご紹介しました!

 

富士山の伏流水を贅沢に利用し、麦芽とホップ、そして酵母の味を存分に楽しむことができるこちらのビールですが、お値段は300円前後とかなりお手頃です。

 

一人でまったり飲むとき、みんなでワイワイ飲むとき、どんなシーンにも合わせられるこちらのビール、是非購入してみてはいかがでしょうか?

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