奥入瀬ビールとは
奥入瀬には雄大な自然がある
今回は、奥入瀬ビールクラシック ヴァイツェンについてご紹介したいと思います。
奥入瀬ビールは青森県十和田市にあるブルワリーです。十和田市は近くに八甲田山・十和田湖・奥入瀬渓流など様々な自然に囲まれています。特に奥入瀬渓流は国の天然保護区域に指定され、綺麗な景観が守られ続けてきます。
奥入瀬渓流は観光スポットとしても有名ですね。私も行ったことがあるのですが、滝や清流が多くいくつも見所があるんですよね。空気も澄んでいてマイナスイオンに癒されます。青森に旅行に行くなら一番に行ってほしい場所です。
奥入瀬の伏流水で作られたこだわりのクラシックビール
そんな奥入瀬の綺麗な水を使ってビールを作っているブルワリーが、奥入瀬ビールなのです!
八甲田山に原生しているぶなの森林から、長い年月を経て湧き出た湧水。「伏流水」とも言われるのですが、この伏流水が奥入瀬渓流に流れ込んでいるのです。
奥入瀬ビールは全てのビールに、この伏流水を使用しています。ヨーロッパスタイルを取り入れ、こだわり抜いた原料と手法で、1997年創業以来、25年以上も愛され続けています。
今回はなんと、奥入瀬ビールの8本入りセットを購入!1本ずつ飲みすすめていきたいと思います。
ヴァイツェンとは
ヴァイツェンはドイツ語で「小麦」を意味します。ドイツで生まれた製法で、小麦麦芽を50%以上使用し、上面発酵によって作られています。
バナナのようなフルーティーな香りときめ細やかな泡が特徴で、苦味はなく柔らかい味わいを楽しめるビールです。女性人気も高く、ビールが苦手な人にもおすすめのスタイルです。
さっそく飲んでみよう
瓶を開けて注いでみる
それでは、奥入瀬ビールのクラシック ヴァイツェンを飲んでいきましょう!
ラベルは八甲田山の山麓が背景。澄んだ濃青色がとても綺麗ですね。
注いだ時にヴァイツェンらしいフルーティーな香りがやってくるかと思ったのですが、そんな感じでもありませんでした。はっきり主張せず、おしとやかな感じが良いですね。泡立ちはあまりなく、きめ細やかな泡があっという間に消えていきました。色は少し暗めの黄金色です。
いざ、実飲!
注いだ時にあまり感じなかった香りが、飲む直前になってふわっとやってきました。柑橘系のような、もものような、フルーティーな香りです。さすがヴァイツェン、飲む前からおしゃれな気持ちにさせてくれますね。
一口目を飲んだ時に感じたのは、想像以上のあっさりさでした。飲んだ時の香りがしっかりしている割には、甘さと苦味は控えめでした。
その代わりにすごく感じたのは、水の美味しさです。雑味がなく、それでいてビールの香りを引き立ててくれる、少し甘くて柔らかい味でした。さすが奥入瀬の源流水を使っているだけあって、上品な味わいのビールですね。気分はすっかりドイツの上流貴族です。
水のまろやかさとフルーティーな香りが余韻となって、最後まで幸せな気持ちにさせてくれました。
刺身、焼魚との相性は?
さてこちらのビールですが、香りがそれなりに残るので、刺身よりは焼魚が合うのではないでしょうか。魚の味が少ししょっぱい方が合わせやすいと思うのです。
特に相性が良いのは、アジの干物やホッケの開きといった、大根おろしと合わせる焼魚でしょう。大根の辛味がビールのまろやかさとうまくマッチするに違いありません。刺身はどうでしょうか、赤身よりは、クセがない淡白な白身魚の方が合うと思います。
ヴァイツェンなので、ドイツ料理とも純粋に合わせてみたいですね。小麦繋がりでプレッツェルと一緒に飲むと美味しそうです。
刺身マッチ度 ★★★☆☆
焼魚マッチ度 ★★★★☆
最後に
今回は、奥入瀬ビール クラシックヴァイツェンを飲んでみました!
ここまで水が美味しい、と感じたビールは今までになかったですね。飲みながらとても上品な気持ちになりました。奥入瀬ビールのこだわりを感じますね。
他のビールもどんどん飲み進めていきますよ!楽しみですね!
奥入瀬ビールのHPはこちらです。ぜひチェックしてみてください!
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