ブルックリン サマーエールとは
ブルックリンの街を活気づけるきっかけとなったブルワリー
今回は、ブルックリン・ブルワリーが夏限定で製造しているサマーエールをご紹介します。
ブルックリン・ブルワリーはアメリカ、ニューヨークの街にあるブルックリンという地域で1988年に立ち上がりました。創設当時はあまり治安がよくなく、やや廃れている印象の街でしたが、「ビールで街を変えたい」と様々なビールとカルチャーの合同イベントをブルワリーが実施、その発展と共に街が活気で溢れるようになりました。
海に囲まれたアーティステックな街でブルックリン・ブルワリーは発展し、ブルックリンの街を盛り上げていったのです。
今年で5回目、夏にしか飲めない限定ビール
そんなブルックリン・ブルワリーが夏限定で作っているのが、ブルックリン サマーエールなのです。2019年よりキリンビールが製造販売をしており、日本にこちらのビールが入ってくるのは今年で5回目です。
ビーチやバーベキュー、ルーフトップバーなどのシーンをイメージしてつくられたペールエールで、明るく華やかな香りとスッキリとした後味が特徴です。海の街、ブルックリンならではの夏ビールですね。
ペールエールといえば、イギリス発祥のホップがやや多めに入っているスタイルですが、ホップの苦味をあまり感じない、爽やかな味が期待できます。それではさっそく飲んでいきましょう!
ビールの味を楽しもう
ラベルチェック、ビールを注いでみる
ラベルはブルックリンの海辺を表現したような、水面の柄をしています。ブルックリン・ブルワリーのロゴは本来、緑地に白の文字で描かれているのですが、今回は夏仕様ということで、黄色地に赤の文字が描かれています。夏の太陽っぽくていい感じですね。
缶を開けた時の香りはあまりありません。泡立ちはそこまで強くなく、大手企業のビールと同様、数分経つと消えてしまいます。ビールの色は綺麗な黄金色をしています。
さっそくいただきます
一口目を飲んだ時に最初にやってくるのは、フルーティーな香りと苦味です。飲む直前はあまり感じなかったのですが、口に入れるとこれらがグイッとやってきます。いずれもホップ由来のものでしょう。
後味は結構スッキリですが、それでいてほんの少しだけホップの余韻が残ります。ホップが多めのペールエールが、夏らしく爽やかにフィニッシュしたという感じでしょうか。これまでホップ要素の強いIPAばかり飲んでいたので、少し物足りないなというのが本音です。
しかしこのビール、ホップの香りと苦味をしっかり味わうことのできるペールエールの中ではかなり飲みやすいです。爽やかさは日本大手のラガービール以上だと思います。夏のとても暑い日に、このビールをゴクゴクと飲めたらとても幸せでしょうね。
刺身、焼魚との相性は?
さてこちらのビール、ペールエールの中では比較的スッキリしているので、刺身や焼魚の味を損なわずに美味しく飲めるでしょう。
特におすすめなのは、ブリやカンパチといった青魚の刺身や焼物です。脂がのっている分、ビールの苦味と脂の甘みがうまく調和するでしょう。ビールの爽やかな後味も刺身の味を最後まで残すのに一役買っています。
この夏、ブリが釣れたら、刺身や照り焼きにして、ビールと一緒に食べてやろうと思います。
刺身マッチ度 ★★★★☆
焼魚マッチ度 ★★★★☆
最後に
今回はブルックリン サマーエールをご紹介しました。海外のペールエールを飲むのは久しぶりでしたが、意外とあまり濃くなく、最後までスッキリ美味しく飲めました。
こちら、2023年夏限定のビールです。キリンビールによると、5月30日からコンビニ先行で缶商品を発売し、6月27日以降はそれ以外の業態でも缶・ビンの受注販売を実施します。
が、いずれも数量限定です。コンビニをはじめ、見つけた方は即購入しちゃってくださいね!
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