GYOZA SAISONとは
餃子に合うビール?
今回ご紹介するビール、その名は GYOZA SAISON。
静岡県伊豆市にあるブルワリー、反射炉ビアで作られているビールで、文字どおり、餃子に合うセゾン、です。
反射炉ビアの公式HPによると、
「GYOZA SAISONは仕込みの段階でハイビスカスを麦汁で煮込んでいるので、花の持つ独特の酸味と渋味がセゾン酵母と調和して、華やかなアロマの香りを生み出している」とのことです。
ハイビスカスが入ったビールってなかなかないですよね。私も今回が初めてです。
どこで見つけたの?
用事があって、たまたま名古屋に行ったときに立ち寄った酒屋「知多繁」にあったので衝動買いしました。面白そうじゃないですか、餃子に合うビールだなんて。
余談ですが、この知多繁さんのラインナップがすごくてですね。
東海地方のビールをはじめとしたクラフトビールが150種以上(!)あり、日本酒やワインも豊富に取り揃えているという、なかなかに素敵なお店でした。
また名古屋に行った時には立ち寄りたい酒屋です。
知多繁さんのHPはこちらです。
さっそく飲んでみよう
せっかくなので…
早速ビールを飲んでみる前に、今回は、餃子に合うビールが本当に餃子に合うのかを検証したかったので一緒に餃子を焼きました!
選んだのは王将と味の素の2種類。目を離した隙に恐ろしくこげてしまったのですが、これもご愛嬌ということにしておきます。
さっそく開けてみよう!
ラベルは水色ベースにピンクの文字の組み合わせでこれもまた可愛い。女性心をくすぐりますね。ベルギーのビールでデリリウム・トレメンスという大好きなビールがあるのですが、そのビールとちょっと色合いが似ているような。
ビールを注いだ時に感じたのは、全然泡立たないということでした。写真はビールを注いで30秒ほどしか経っていないのですが、あっという間に泡がなくなってしまいました。
ビールの泡はタンパク質、炭水化物、ポリフェノール、ホップの苦味物質で構成されていますが、泡立ちが少ないということは、そのうちのいずれかの成分が足りないということなのでしょうか?
ハイビスカスの南国のような赤い色も印象的です。
いざ、実飲!
一口目に感じたのは、ハイビスカスの酸味でした。結構酸っぱいですが、その後すぐにフルーティーな味わいが入ってきます。最後はとてもスッキリと味が消えて無くなっていきました。
ビールによくあるホップの苦味などはあまりなく、まるでハーブティーを飲んでいるような味わいでした。ビールが苦手な人も飲みやすいと思います。
これ、餃子に合うの?
さて、肝心の餃子に合うかどうかですが…。ぶっちゃけ、合います。それもめっちゃ合います。
双方の味がお互い潰し合うことなく、やわらかく交わりあいます。さらに飲み進めていくと、ビールの華やかなアロマが効いてきて、春先に飲んでいるのに、気分はまるで南国です。餃子を食べながら南国気分を味わえるビールなんてなかなかないですね。
刺身と焼魚にも合う?
今回は餃子に合うビール、と謳ってたので、あまり気にしてなかったのですが、実はこれ、刺身にも合うと思います。
というのも、餃子のタレには醤油が入っていますよね。GYOZA SAISONを飲んだ時に、餃子の味も餃子のタレの味も潰さんなぁ〜と思ったわけです。
餃子をはじめ、醤油ベースのタレを使った料理とは相性がいいのではないかと思いはじめ、それなら基本は醤油で食べる刺身も、このビールと合うという謎理論が生まれたのです。
ホッケの開きなど、醤油をかけて食べる焼魚や、なめろうとか、醤油や味噌を使った濃いめの魚料理に間違いなく合うでしょう。
これは次回、挑戦してみる価値がありますね!
餃子マッチ度 ★★★★★
刺身マッチ度 ★★★★☆
焼魚マッチ度 ★★★☆☆
最後に
今回は反射炉ビアのGYOZA SAIZONを飲んでみました。刺身に合いそうなビールを中々見つけられなかったのですが、期せずして、相性が良さそうなビールを見つけたかもしれません。
反射炉ビアの公式HPはこちらです。
また今回このビールを手に入れた、名古屋の酒屋、知多繁のHPはこちらです。
ぜひチェックしてみてくださいね!
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