奥入瀬ビール 青天の霹靂とは
奥入瀬ビールについて
今回は、奥入瀬ビール 青天の霹靂についてご紹介します!
奥入瀬ビールは青森県十和田市にあるブルワリーで、奥入瀬の源流水を使用し、ヨーロッパの製法にこだわってビールを作っています。
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青天の霹靂とは?
青天の霹靂というと、予想だにしないことが突然起こる故事成語が思い浮かびます。そしてこの言葉を聞いたとき何となく、T. M. Revolutionの「蒼い霹靂」の音楽が脳内を流れたのですが、これは世代なのでしょうか。
余談は置いておき、このビールで使われている青天の霹靂はお米の品種名です。JAの説明によると、『「青」は青森、「天」は遥かに広がる北の空、「霹靂」は稲妻を表しています。』とのこと。寒冷地である青森で低温に強い品種を10年以上かけて開発したのが青天の霹靂なのです。
「青森で開発された品種の中で一番おいしい品種」であるこちらのお米を使い、作られたビールが、奥入瀬ビール 青天の霹靂というわけですね。
ちなみにJAの説明内に書いてある、青天の霹靂と相性の良いおかずとして寿司があがっています。これはもしやビールも刺身と相性が良いのでは?期待値が上がりますね。
さっそく飲んでいきましょう
ビンを開けて注いでみる
こちらのラベルは、米袋で使われているデザインと同じものが使用されています。青森の自然を表すような、綺麗な青緑色をしていますね。
注いだときに香りを感じることはなく、爽やかなビールであることが想像できます。泡立ちはきめ細やかな泡が少しだけ残るような感じです。液面は綺麗な黄金色でした。お米を使っているので、勝手にもっと明るいのかと思っていたのですが、そうでもなかったですね。
いざ、実飲!
一口目をつけるあたりから、お米の甘みとちょっとした酸味がふわっと香ってきます。甘みと酸味はしばらく残るのですが、最後は爽やかさが勝ち、スッキリと無くなっていく感じです。
京都麦酒を飲み比べた時も然り、酸味を気にしがちなタイプなのですが、奥入瀬の水のまろやかさもあり、最後まであまり気にせず飲むことができました。奥入瀬ビールはやはり水がいいだけあって、感じる香りや味覚は違えど、美味しく飲みやすいビールが多いですね。
刺身、焼魚との相性は?
さて、こちらのビールですが、ズバリ、白身の刺身に合うと思います。ほのかに残る酸味がやや気になるところではありますが、日本酒と同様、お米が入っているだけのこともあり、白身魚の甘さとビールの甘さがハーモニーを奏でるのではないでしょうか。
焼き物で言えば西京焼きのような甘い味噌などで味がついたものでしょうか。京都麦酒のゴールドエールと同様、後味がとてもスッキリなので、うまく合うのではないかと予想します。
刺身マッチ度 ★★★★☆
焼魚マッチ度 ★★★☆☆
最後に
今回は、奥入瀬ビール 青天の霹靂についてご紹介しました!
青森の人が長年の歳月をかけて開発したお米を使い、地産地消で作られたこちらのビール。青森の人の情熱がたくさん詰まったビールですね。お米の品種改良にそこまで時間がかかるとは知らなかったので、農家の人はどれだけ頑張ってこのお米を作ったんだろう、と思いを馳せながらビールを楽しませていただきました。
奥入瀬ビールのHPはこちらです。期間限定品なので、気になる人はぜひ確認を!
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