奥入瀬ビール クラシックダークラガーとは
奥入瀬ビールとは
今回は、奥入瀬ビール クラシックダークラガーをご紹介します!
奥入瀬ビールは青森県十和田市にあるブルワリーで、奥入瀬の源流水を使ったこだわりのビールをたくさん作っています。
詳しくはこちらを見てください↓
【奥入瀬ビール クラシックヴァイツェン】青森の水で作られた上品な味のビール!
ダークラガーとは
ダークラガーは、ドイツのバイエルン地方で生まれた黒ビールです。麦芽をよくローストすることで作られた芳醇な香りとほんのり感じる甘みを楽しむことができます。
黒ビールというと、ローストした麦の苦みが強いのでは、と思う方もいるかもしれません。一見そのように見えがちですが、こちらのスタイルは下面発酵で作られているラガー。苦味もあまりなく、後味スッキリと爽やかに飲むことができます。
さらに言えば、奥入瀬ビールは八甲田山から流れ込むとても綺麗な伏流水を使用して作られたビールです。これまでのレビューにもあるとおり、基本、めちゃめちゃスッキリしているのです。今回のダークラガーも予想以上にスッキリ飲めること、間違いなしです。
さっそく飲んでみよう
ラベルチェック!グラスに注いでみる
ラベルは八甲田山の背景にOIRASE BEER Classicの文字。ローストされた麦の色のような、暗い茶色をしています。今までのクラシックシリーズのラベルとは違い、渋くてかっこいい感じです。
グラスに注いでみたのですが、ビールの色が驚くほど真っ黒でした。まるでコーヒーのような黒さに衝撃を隠せません。ローストモルトの香りがふわっとくるかな、と思っていたのですが、それほどでもありませんでした。泡立ちは他の奥入瀬ビールと同様、きめ細やかな泡があまり時間をかけずに消えていく感じです。
いざ、実飲!
一口飲もうとグラスを傾けた時、ローストモルトの香りが一気にやってきました。コーヒーっぽい少し焦げた感じの香りと、モルト特有の甘い香りが一緒になってやってきます。その香りは、ビールを口に入れた瞬間、さらに加速してやってきます。
しかしここからがラガーの本領発揮です。後味がもたっとせず、香りがスッと消えていきます。ローストモルトが入っているので濃いビールを予想していたのですが、ホップの苦味もなく、予想以上にスッキリとしたフィニッシュを楽しめました。大手企業のラガービールより断然スッキリしています。
今まで黒ビールに抵抗があった人は、こちらのビールから始めてみてはいかがでしょうか?麦の味わいも楽しむことができ、かつ苦味もおさえられているので、無理なく美味しく飲めちゃいますよ!
刺身、焼魚との相性は?
さてこちらのビールですが、刺身よりは焼魚に合うと思います。ローストされた麦の苦味と甘みは、刺身の香りや風味を全て奪ってしまいます。後味がとてもスッキリとはいえ、刺身と合わせるのは賢明ではないでしょう。
こちらのビールと合わせるのは、ジャーマンポテトのような塩胡椒の味がしっかりついているものや、ビターチョコのような、ビールと同系統の苦甘い味のものでしょう。その上で焼魚に当てはめてみて考えついたのがサバの塩焼き。淡白な身にしっかり塩味が染みているので、ビールと魚、お互いの味を損なわずに楽しむことができます。
刺身マッチ度 ★★☆☆☆
焼魚マッチ度 ★★★☆☆
最後に
今回は、奥入瀬ビール クラシックダークラガーをご紹介しました!例にももれず、今回もスッキリして飲みやすいビールでしたね。
しかしこのダークラガー、今まで飲んだ奥入瀬ビールの中で、一番香りがしっかりありました。黒ビールに苦手意識がある人だけでなく黒ビール好きな人にも、是非楽しんでほしいビールです。
奥入瀬ビールのHPはこちらです。ぜひチェックしてみてください!
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